【東京】NIPTのおすすめクリニック3選。検査が受けられる時期についても詳しく解説

NIPT(新型出生前診断)は、妊娠中の胎児の染色体異常を高精度に検査できる方法として注目されています。しかし、検査を受けられる時期や条件、どのクリニックを選ぶべきか分からず悩む方も多いでしょう。特に東京都内には多くのクリニックがあり、どこで受けるべきか迷う方も少なくありません。
本記事では、東京都内でNIPTを受けられるおすすめのクリニックを3つ厳選し、それぞれの特徴を解説します。また、NIPTを受ける時期や、検査を受ける際のポイントについても詳しくご紹介しますので、これから検査を考えている方はぜひ参考にしてください。
NIPTとは?基本的な仕組みと検査の流れ
NIPT(新型出生前診断)は、母体の血液から胎児のDNAを分析し、ダウン症候群(21トリソミー)などの染色体異常の可能性を調べる検査です。従来の出生前診断に比べて精度が高く、母体への負担も少ないため、多くの妊婦さんが選択肢として検討しています。
一般的な検査の流れは以下の通りです。
- カウンセリング:医師や専門カウンセラーと相談し、検査の内容やリスクを理解する。
- 採血:母体から血液を採取し、胎児のDNAを分析。
- 結果報告:通常、1~2週間で検査結果が判明。陽性の場合は追加の確定検査が推奨される。
NIPTは非確定的検査のため、陽性反応が出た場合は羊水検査などの確定検査を受けることが推奨されます。検査を受ける際は、事前にフォロー体制が整っているクリニックを選ぶことが重要です。
NIPTはいつ受けるべき?適切な検査時期とは
NIPTは一般的に、妊娠10週目以降に受けることが推奨されています。検査を受けるタイミングによって結果の精度や受検のしやすさが異なるため、事前に確認しておくことが大切です。ここでは、適切な検査時期について詳しく解説します。
妊娠10週目から受検可能
一般的に、妊娠10週目以降であればNIPTを受けることができます。この時期になると胎児由来のDNAが母体血中に十分に存在し、正確な解析が可能となります。多くのクリニックでは、妊娠10~15週の間に検査を受けることを推奨しています。理由として、検査結果が出るまでに1~2週間かかるため、早めに検査を受けることで結果を元に今後の選択を検討しやすくなるからです。
妊娠10~15週が最適とされている
この期間にNIPTを受けることには、以下のメリットがあります。
- 胎児DNAの検出率が高い
- 陽性結果が出た場合の追加検査が可能
- 妊娠中期以降の選択肢を確保できる
妊娠10週以降になると、母体血中の胎児由来DNAが十分に増え、NIPTの精度が向上します。そのため、高い検出率で胎児の染色体異常を判定することができます。
また、NIPTは非確定的検査であり、陽性結果が出た場合は羊水検査などの確定検査を受けることが推奨されます。妊娠15~16週頃であれば、羊水検査をスムーズに受けることが可能です。
さらに、妊娠中期以降の選択肢を確保できる点もNIPTのメリットです。万が一陽性結果が出た場合でも、適切な医療機関でのカウンセリングを受けたり、出産に向けた準備を早めに進めたりすることができます。
妊娠16週以降の受検は可能だが注意点も
妊娠16週以降でもNIPTを受けることは可能ですが、いくつかの注意点があります。
- 羊水検査と選択のタイミングが重なる
- 検査結果の活用が限定される可能性
妊娠15~16週以降になると、確定診断が可能な羊水検査を受けられるようになります。そのため、NIPTを受けるタイミングによっては、検査のメリットが少なくなる場合があります。また、NIPTの結果が出るまでに1~2週間かかるため、妊娠20週前後で結果を知ることになります。この時期には胎児の成長が進んでおり、検査結果の活用方法について慎重に考える必要があります。
そのため、NIPTを検討している場合は、できるだけ妊娠10~15週の間に受検することが推奨されます。
早めの検討と予約が重要
NIPTは一部の認証施設では予約が混雑することがあり、希望する時期に検査を受けられない可能性もあります。妊娠が分かったらできるだけ早めに情報収集を行い、検査を受けるかどうかを決めておくことが大切です。特に、土日や夜間の受検を希望する場合は、早めの予約が必要なクリニックもあるため注意しましょう。
NIPTクリニックの選び方
1. 認証施設か、無認証施設か
日本ではNIPTを実施できる施設には「認証施設」と「無認証施設」があります。
- 認証施設:大学病院や総合病院が多く、厳格な審査をクリアしているため信頼性が高い。ただし、カウンセリングの義務があり、受診までに時間がかかることも。
- 無認証施設:手続きがスムーズで、短期間で受検可能な場合が多い。しかし、施設ごとに検査の品質やサポート体制が異なるため、慎重に選ぶ必要がある。
2. 料金と検査項目
NIPTの費用は施設によって異なり、10万円~20万円が一般的です。また、検査項目もクリニックによって異なるため、費用と合わせて確認が必要です。
- 基本的なNIPT(21・18・13トリソミー):約10万円~15万円
- 微細欠失症候群の追加検査:追加で数万円
- 全染色体検査:20万円以上になることも
希望する検査内容と予算を考慮し、最適なクリニックを選びましょう。
3. 結果報告のスピードとフォロー体制
NIPTの結果は1~2週間で出ますが、クリニックによっては短縮できる場合もあります。対面、電話、オンラインのいずれかの方法で受け取ることができます。クリニックによっては、迅速な対応が可能な場合もあるため、事前に確認すると安心です。
また、陽性結果が出た際には、羊水検査の紹介や遺伝カウンセリングを受けられるかどうかも重要なポイントです。検査を受ける前に、アフターケアの体制についても確認しておくことをおすすめします。
【東京】NIPTが受けられるおすすめクリニック3選
東京都内には多くのNIPT実施クリニックがありますが、どこを選べばよいか悩む方も多いでしょう。この章では、東京都内でNIPTを受けられるおすすめのクリニックを3つご紹介します。それぞれのクリニックの特徴や強みを比較し、ご自身に合った施設を見つけてください。
ミネルバクリニック
ミネルバクリニックでは、臨床試験として妊娠6週目から受けられるNIPT(新型出生前診断)を提供しています。最先端の技術を活用し、微量な胎児DNAを高感度で解析できるため、一般的なNIPTより早い時期から検査を受けることが可能です。これにより、赤ちゃんの健康状態を早期に確認でき、不安の軽減につながります。さらに、臨床遺伝専門医による無料の遺伝カウンセリングを実施し、検査結果について詳しく説明するとともに、必要なサポートも提供しています。
公式サイト:ミネルバクリニック|NIPT(新型出生前診断)・遺伝子検査
参考:【東京でNIPTを受けるなら】おすすめの医院や選び方のポイントを解説
ヒロクリニック東京駅前院
ヒロクリニック東京駅前院は、NIPT(新型出生前診断)を提供する医療機関です。全国67院と提携し、各地のクリニックで検査を受けることが可能です。妊娠10週未満から検査ができ、微小欠失症候群や部分欠失重複疾患などの検査メニューも提供しています。さらに、検査結果は最短で翌日に通知され、専門医によるフォローも充実しています。安心して検査を受けたい方におすすめのクリニックです。
公式サイト:ヒロクリニック東京駅前院
広尾レディース~恵比寿本院~
広尾レディース~恵比寿本院~では、妊娠10週以降に受けられるNIPT(新型出生前診断)を提供しています。基幹病院と連携し、臨床遺伝専門医によるカウンセリングを実施しています。出生前診断のほか、妊娠判定や妊婦健診、婦人科診療、メンタルヘルスケアなど、幅広い診療を提供しています。オンライン予約の利便性やアクセスの良さも魅力の一つで、女性が安心して通える環境を整えています。
公式サイト:広尾レディース~恵比寿本院~
まとめ
NIPT(新型出生前診断)は、母体の血液から胎児の染色体異常を調べる高精度な検査です。一般的には妊娠10週以降に受検可能で、早期に結果を知ることで今後の選択肢を広げられるメリットがあります。一方で、検査施設の選び方やフォロー体制の確認も重要です。東京都内には多くのクリニックがあり、認証施設・無認証施設の違いや費用、サポート内容を比較しながら、自分に合ったクリニックを選びましょう。